鎗ヶ崎わんこ通信 2016年4月

▲うす紅色は、お隣りです。
▲うす紅色は、お隣りです。

 2016年4月22日(金)

横浜球場のある横浜公園のチューリップが多彩で有名ですが、街角でもよく見かけるようになってきました。街路樹ではハナミズキやツツジが蕾から花を咲かせようとしています。どんどん夏に向かっていますね。

暖かい風や陽射し、花の匂いが香る爽やかな季節には、美しいハーモニーの曲が似合います。

SOS(スイング・アウト・シスター、1985年~、イギリス出身)、BSB(バック・ストリート・ボーイズ、1995年~、アメリカ出身)、BⅡM(ボーイズ・トゥー・メン、1988年~、アメリカ出身)。日本では、ユーミンつながりでハイファイセット(1974~1994年、フォークグループ「赤い鳥」から分かれて結成、もう一つのグループは「紙ふうせん」)やブレッド&バター(1969年~、神奈川県出身の兄弟デュオ)を良く聞いていました。

SOSのボーカルは、モデル出身、長身で足長、黒髪のボブカットが特徴のコリーン・ドリュリー(現在は長髪らしいです)。大きな口に赤い口紅が良く似合う、そして太く響く声、洋服のセンスや身のこなしもカッコいい。お気に入りは、イントロに東京駅のアナウンスが効果音として入った「トワイライト・ワールド」(1987年)。

♪~Time out, World in a hurry. There’s more Love than money changing hands.~♪

カラオケで他の誰かが歌っていると、ついついハモってしまう私。

じゃあ、またね。


▲そろそろ帰るね。
▲そろそろ帰るね。

2016年4月8日(金)

まっ青な空に、白い飛行機雲の筋。どんどん伸びていくその先を追うと、黒くて小さなゴマのような点が、さらに遠のいていきます。足を止めて、見上げていると、キャンバスに最初のひと筆で線を引いたようだなぁ、と小学校低学年の時の、最初の水彩画の時間を思い出してしまいます。集中していたんだなぁ。

飛行機と言えば、パイロットがキムタクで、航空整備士に柴咲コウのヒット・ドラマ「GOOD LUCK!!」(TBS、2003年)がありました。山下達郎さんの「RIDE ON TIME」(1980年リリース、この主題歌に採用された2003年に再発)が主題歌となりました。青い空を背景にボーイング747が飛び去る下からのアングルに、ハイトーンのタツローの声がぴったりでした。

♪~青い水平線を いま駆け抜けていく とぎすまされた 時の流れ感じて~♪

山下達郎さん(1953年、東京都出身)は、大貫妙子さん(1953年、神奈川県出身)とともにバンド、シュガー・ベイブを1973年に結成し、1975年の「SONGS」(はっぴいえんどの大瀧詠一さん主宰の「ナイアガラ・レーベル」~大瀧→大きい滝→ナイアガラ、です~所属第1号のアーティストでした)でデビューしました。その後、彼の曲は、日本のポップスの王道を歩み続け、毎年クリスマス・シーズンの定番になる「クリスマス・イブ」の大ヒットで確固たるものになりました(2016年まで30年連続してヒット・チャート100位以内に入るというギネス世界記録に認定されています)。彼は、ボーカル、作詞・作曲・編曲のみならず、ギター、キーボード、ドラムなど何でも演奏できるマルチな才能のシンガー・ソングライターですが、幾重にも多重録音する、重厚なバック・コーラスが特徴です。ユーミンが1974年に発表した「MISSLIM」の中でも幾度も登場しています。極めつけは、一人ア・カペラで製作された「ON THE STREET CORNER」(1が1980年、2が1986年に発表)でした。聞いてみてね。

あっ、そうだ。奥様の竹内まりあ(1955年、島根県出身)の曲「今夜はHearty Party」に、キムタクも参加していて、「ねぇ、パーティにおいでよ」と言っていたね。♪~今度こそ本当の すてきな恋つかまえよう キムタクさえも かすむような男~♪じゃあ、またね。


▲毎年ここで咲いているから。
▲毎年ここで咲いているから。

2016年4月4日(月)

4月。サクラの季節は、新しい節目。みなさん、これからもどうぞよろしくお願いします。

♪~Whenever I’m weary from the battles that rage in my head, ~♪

リチャード・マークス(1963年、アメリカ出身)の1994年発表のシングル曲「Now and Forever」です(1972年製作、マックイーン主演の映画「ゲッタウェイ」の1994年のリメイク版の主題歌となりました)。全米ヒットチャートは7位にとどまりましたが、彼の、多少しわがれた味のある声が印象的でした。

彼は1987年「Richard Marx」でデビュー、いきなり全米3位となり、4枚目のシングル「Hold On the Nights」で2週連続の全米ナンバー1となるなど、ラッキーなスタートを切りました。ほとばしる才能とは、こういうことなのですね。

甘いマスクからは想像もつかないエモーショナルなハイ・トーンのサビ、バラードもツボを押さえて、唸らせます。現在は、ソングライターやコンポーザーとして、他の歌手のサポートに入るケースも多いようです(2014年に新譜「Beautiful Goodbye」が発表されました)。今年は、来日公演があるらしいです(行けないと思うけど…)。トーリもわんこ通信もこれからもずっとごひいきに。じゃあ、またね。