鍼灸学校を卒業してから20年。先日の同窓会で、女性の同級生が鍼灸の仕事を続けている割合の少なさに驚きました。現場を離れてしまった理由はさまざまですが、家庭や育児の負担、体力的な問題、仕事とプライベートの両立の難しさが大きな要因だったのでしょう。
一方で、男性の同業者が治療院経営や講座づくりに集中し、家族のことを気にせず自分の仕事に没頭している姿を目の当たりにするたび、「女性としてこの仕事を続けることの難しさ」を実感しています。
では、私たち女性鍼灸師がこの業界でキャリアを重ねていくために必要なことは何でしょうか？
女性が長く鍼灸の仕事を続けるためには、効率性と結果を出せるシンプルさが欠かせません。限られた時間やエネルギーの中で、施術者自身が疲弊することなく、患者さんに確実な結果を届ける。それを実現するのが「ミニマリスト鍼灸」の考え方です。
この方法なら、忙しい日々の中でも施術を続けることができ、患者さんからの信頼を積み重ねながら、自分のライフスタイルを守ることができます。
「女性鍼灸師限定」のこの教室では、女性ならではの制約や悩みに寄り添いながら、「シンプルで結果を出す技術」をお伝えします。
そんな思いを持つすべての女性鍼灸師のための場です。この教室で学べることは、単なる技術ではありません。それは、女性鍼灸師として「どう生き抜くか」を見つめ直す機会でもあります。
制約が多いからこそ、効率的で本質的なアプローチが求められる時代です。この教室で学ぶ「ミニマリスト鍼灸」は、女性だからこそ活かせる、シンプルで強力な武器となるはずです。