コリや痛みだけではもったいない

鍼灸というと、肩こり、腰痛などの運動器系疾患にしか効果がないと思っていませんか?

 

実は、各種疾患や症状に対する鍼灸療法の効果は、WHO (World Health Organization:世界保健機関)NIH ( National Institute of Health: 米国国立衛生研究所)にも認められています。

 

たとえば、悪阻(つわり)、放射線療法・化学療法の副作用、アレルギー性鼻炎(花粉症を含む)、本態性高血圧など、コリや痛みだけではなく、様々な症状に有効であると言っています。

 

意外かもしれませんが、毎日の臨床でも、肥満、糖尿病や脂質異常症などの代謝・内分泌系、眼精疲労や仮性近視などの眼科系疾患、生理不順や更年期障害などの婦人科系疾患、各種消化器系疾患、などなど、幅広い悩みに対応しています。

 

特に、複数の疾患を抱えた方におすすめです。なぜなら、鍼灸療法では、症状ごとに鍼をするわけではなく、同じツボ(やその組合せ)で複数の問題を解決することが可能だからです。鍼灸が多機能で賢いツールだと日々実感しています。

 

WHOの全リストとNIHの見解は、正確を期して、原文を鋭意翻訳中。近日中にアップいたします。