恩師の言葉から(1):病は口より入り、禍は口より出ず

後半部分は、言うまでもなく、言葉には気をつけようという戒めですね。

 

私が施術者としてあえて強調したいのは、前半の「口に入れる物にもっと注意を払おう!」ということです。口は家で言うと玄関です。むやみに知らない人や不審な人物を玄関に入れることはありえませんよね。

 

食べ物や飲み物は、素性(成分表示)がよくわからなくても、摂取してしまうことがあるのではないでしょうか。健康食品、サプリメントも同様です。

 

 「口のセキュリティレベルを上げましょう」という提案をずっと行っています。

 

具体的には、「工業(加工)製品」はなるべく食べない、成分表示をよく見て、一般人が一般的なお店で調達できないような化学物質が使われている物は避ける、といったことです。外食など成分が分からないものは仕方がないとして、自分でコントロールできる範囲のことは、「見張り」を怠らないようにしましょう。

 

 健康被害は、ずっと後になってからわかることが多いので(体内に蓄積され続けある時に限界点を越えてわかる、というように)、よく分からないものは体に入れないことが大切だと思います。