
先週末に、悲しいニュースが報道されました。(「赤ちゃんの免疫力を高める」というマッサージを受けた生後4か月の男の子が死亡した事件)。
無免許の個人や法人による、まことしやかな情報や療法が、健康を願う人々を混乱させています。
はり・きゅう・あん摩マッサージ指圧は、西洋医学と同様に、人の身体を扱います。それ故に、当然リスクも伴います。
はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師は、そのリスクを最小限に減らして、施術の効果を最大限引き出すために、3年間みっちり勉強して、国家試験にのぞみ、合格して、初めて国家資格(免許)を取得します。
整体やカイロ、リラクゼーションマッサージを全否定するつもりはありません。しかし、きちんと教育を受けていない方の施術を受けることには、より高いリスクが伴うことを知っておいてください。
また、誤った知識で説明を受ける場合もあるようです。
自分の身体を任せるのですから、国家資格のある・なしは、重要な選択基準であると思います。
