トーリでは、全身に施術することによって、肩こりの解消をはかっています。
肩こりの治療で、なぜ遠く離れた下肢にも鍼やマッサージをするのか、と不思議に思われる方も少なくありません。
実は、ふくらはぎや足の甲などには、肩こり解消に効果のある経穴(ツボ)がたくさん存在しているのです。
一般的に肩こりとは、「項部から肩甲上部、肩甲間部に及ぶ範囲の主観的に詰まったような、こわばったような不快な感じを総称したもの」、「頚項部から肩部にかけての不快感、重圧感、こり感を主とする症状」(鍼灸学校の教科書『東洋医学臨床論<はりきゅう編>』より)と考えられています。
その為(?)症状の現れた部位(肩、首、肩甲骨周辺)の筋肉に、鍼灸やマッサージの施術を行うことが多いようです。
しかし、肩こりは本当に肩や首周辺だけの問題なのでしょうか?
現代生活で肩こりの最大の原因といえるPC使用を考えてみても、その作業に使用される(=疲れる・凝る)筋肉は、次のように全身に及びます。
椅子に掛けて、前傾姿勢→頚、肩、背部、腰部、殿部、大腿部〜足
マウスの操作・タイピング→前腕の屈筋群・伸筋群
スクリーンを凝視→目の周囲をはじめ、顔・頭部・頚部の筋肉 など。
また、凝りは、筋肉だけではなく、臓腑及び心理的な要因も大きいのです。筋肉へのアプローチだけでなく、その人の体全体から「こり」の要素が解消するように施術を行っています。
はり・きゅう・マッサージ taulli (トーリ代官山)
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