骨盤内の痛みに悩む女性の皆さん、鍼灸がオススメです!

8月に、慢性的な下腹部痛(慢性骨盤痛)の原因の一つと考えられる「骨盤内うっ血症候群」について記事を書きました。 ☞ 8/26の記事


以来、この記事へのアクセスがとても多く、この問題への関心の高さを改めて認識しています。

 

『不定愁訴のABC』(編 Christopher Burton, 訳 竹本毅:日経BP社)によると、慢性骨盤痛(Chronic Pelvic Pain: CPP)は、「英国の一般診療において、女性1000人あたり38人が罹患しており、喘息や背部痛と同じくらい多い」そうです。

 

この本では、不定愁訴を、医学的に「原因を特定できない」症状である、と定義しており、「瘀血:おけつ(うっ血・末梢の循環障害)」の証(あかし)とされる「少腹急結:しょうふくきゅうけつ(下腹部、特に左下腹部に抵抗や硬結のあるもの)」についても触れています。

 

「瘀血」というと血液ドロドロを連想するかも知れませんが、血液自体の問題というより、循環が悪くなることによって、組織への酸素供給が悪くなり、その結果起きる不定愁訴や疾病を指します。

 

瘀血の治療には、漢方薬の「桃核承気湯」や「桂枝茯苓丸」がよく処方されていますが、私は、鍼灸を強くオススメします。鍼灸は、副作用や生薬の農薬汚染などの心配がなく、より早い効果が期待できるからです。


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