自身への信頼が健康の基本というお話

50代後半ともなると、ほぼ毎日、痛みやコリなどいろんな症状が現れます。


今週は、まず右の大腿部が痛くなりました。平地ではそれほどでもありませんでしたが、代官山駅から駒沢通りに続く下り坂では密かに悲鳴を上げながら歩いていました。

 

痛みはかなり強いのですが、深刻な問題ではない!と確信して、そのままマッサージや鍼の仕事に就いていました。

 

二日後、朝起きたとき、今度は左側に痛み発生。こちらは、階段を上るのがつらいというものでした。(その時点では、右の痛みは消えていました!)今回も特に何もせず、仕事をしていたら、翌日にはほとんど痛みを感じなくなっていました。

 

インフルエンザ流行期なので定期的に体温を計っています。ときに37℃をかなり超えることがあります。体温計の数字を見るとこれからどんどん上がっていくのでは?」と不安になったりもしますでも、時間が経つと「平熱」に戻っています。

 

これは私が丈夫だから、ということではなく、自分の身体の感覚を最優先しているからだと思います。

 

痛みや熱や違和感などその都度過剰に反応するのではなく、ちょっと冷静に向き合うと、即刻治療が必要なものと、時間が経てばおさまるものとの区別ができてきます。これは本来誰もが持っている直感です。


しかし、「この痛みは××に違いない」などと自己診断したり、「○○にはこの薬とか、体温は何℃以下であるべき、とかの「情報」がその優れた感覚を曇らせます。

 

実際、大病を患った際に、しばらく様子を見て、これは尋常でない!と確信したので、救急車を呼んでもらって助かったこともあります。

 

まずは、自分を信じて、身体に時間を与えて様子を見ることが、健康を維持する上で大切な対処法だと考えています。


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