秋の病証 キーワードは乾燥

▲月と街灯とヒルズ代官山
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昨夜の月はきれいでした。月光浴をしながら帰りました。
 
ところで皆さんは、何で秋の到来を感じますか?

私は鼻と皮膚です。冷たい空気によって、鼻の奥がつんとしたり、金木犀の香りが漂って来たり…。唇や手の乾燥が気になって、リップクリームやハンドクリームが手放せなくなります。
 
秋は五行の「金」に属します。臓では「肺」、腑では「大腸」。また、皮膚も「金」。そして、この時期の「邪(健康を乱し、病気を引き起こす有害なもの)」は「燥邪」つまり乾燥です。
 
人間も自然の一部ですから、気候と体調は密接な関係にあります。
鼻、のど、気管支など呼吸器が乾いて咳が出る、腸内の水分が少なくなって便秘になる…というように、乾燥が秋の病証のキーワードです。
 
少し前までは、湿邪への対応で、体の内外の除湿に努めていましたが、これからは、保湿がテーマとなります。

季節によって、同じ湿気が「邪」になったり、健康上必要不可欠なものになったりと、おもしろいですね。
 
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