顎関節: temporomandibular joint〔【略】TMJ〕
・ 顎を動かすと筋肉や顎関節が痛む
・ 開口障害
・ 顎を動かしたときに音がする
・ 朝起きたとき、顎やこめかみの筋肉にこりや痛みがある
このような症状を経験したことはありませんか?
トーリの患者さんからも、顎関節の不調に関する声が多数寄せられています。
頭皮鍼など、患者さんの頭側に座って施術をするとき、頭から足先まで見通せますので、顎のアンバランスがよくわかります。
そんな時、「ひょっとして顎関節の症状はありませんか?」と質問すると、ほぼ100%の確率で「はい、実は…」という答えが返って来ます。
また、次のような症状も顎関節が原因で起こる場合があるようです。
・ 頭痛・肩こり
・ 耳詰まり・耳の痛み
・ 睡眠障害
実は、顎関節症のうち、関節自体に問題があったり、難治性で手術をしなければならないケースは1割ほどだそうです。
「専門医にかかるほどではないけれども、気になる」、
「不快感があって日常生活が快適でない」
という多くの患者さんの声から、トーリの顎関節トリートメント (TMJ-T) は誕生しました。
骨や関節はそれ自体で動くことはできません。
動かしているのは筋肉です。
筋肉の使い方や生活習慣などによって、偏りが出たり、疲労したり、コリや痛みが出てきます。
筋肉の疲れやコリをとることで、顎関節の動きをスムーズにするのがこのTMJ-Tの目的です。
・腕のマッサージ
(顎の動きと関連のある経絡を中心に)
・顎関節を動かす筋肉のマッサージ
・頚部のマッサージ
・後頭部のマッサージ
・おまけその1 ☟ページの最後をご覧下さい。
「顎関節症」の原因は、昔はかみ合わせの悪さが原因と考えられていましたが、現代では「多因子病因説」が有力のようです。
実際、顎の不調は噛み合わせが原因と診断されて、歯列矯正をしたけれど、症状が改善しなかった、という方もいらっしゃいました。
様々な要因が積み重なって、その人が本来持っている顎関節や顎の筋肉の耐久度(あるいは強さ?)を超えると症状が出現するという考え方です。
その要因とは、例えば、
元々の顎関節や顎の筋肉の構造的な弱さ
下顎を転んでぶつけるなどの外傷
かみ合わせの悪さ
精神的緊張、不安、気分の落ち込みなどで、筋肉の緊張が持続し、筋肉や関節に負担がかかる
日常の行動要因
なども含まれます。
こうしてみると、誰でも当てはまりそうな気がしてきますね。
施術を受けた方みなさんが変化を実感しています。
施術の効果をより長く保つためには、毎日のセルフケアが重要です。
効果的な経穴(ツボ)とマッサージの方法をお伝えします。
これは、口腔ケアに例えると、
TMJ-T:歯科衛生士さんによるクリーニング
セルフケア:毎日の歯磨き
という位置づけです。
顎の筋肉や顎関節以外にも、次のような効果が報告されています。